スピーキング対策1 テンプレートを準備する。フレーズとフレーム!
TOEFL iBTのスピーキング Sectionで高い点数を取るためにはテンプレートを準備する。テンプレートはフレーズとフレームで構成させる。フレーズとは典型的な表現でフレームとは典型的な回答の流れを意味する。
この対策を知っていれば、スピーキング・セクションの点数を2点上げられる。あらかじめフレーズとフレームを準備しておけば、問題中に出てきた情報をそれに当てはめることができるからである。
そして、各問における問題形式はほとんど決まっている。よって、各問の解答に必要なフレーズとフレームは事前に準備することは可能である。したがって、ほとんどの問題にある程度のレベルで答えることができる。
フレーズとフレームを準備することで得られる3つのメリットを挙げる。
1. 準備時間に基本的な表現を考える必要がない。よってその分をリスニングの内容の表現を考えるために費やすことができる。また、余った時間で情報をまとめることに費やすことができる
2. 2分弱の学術的な内容を1分にまとめることにパニックにならずに済む。
3. リスニング時にそれに当てはめる重要な部分のみを聞くことに集中できる。逆にフレーズを用意していなければ、内容にそれほど関係ない基本的な言い回しに戸惑うことになる。
フレームを用意していなければ、2分弱の講義を1分の内容にまとめることにまず頭が混乱するだろう。そして、そのまま解答すると事実を言い間違いや、文法を使い間違える。さらに、会話の流れを知らないために聞くポイントを分かっていなければ聞き逃す可能性も大きくなる。よって、フレーズとフレームを準備しておけば全ての問題にある程度解答できる。
さらにスコアを上げるためには問題をしっかり理解するための語彙力とリスニング力の基本な実力が必要である。
フレーズとフレームはETSのThe Official Guide to the TOEFL Testという参考問題集にある例題を参考にして作る。これに出てくる問題形式とそれに伴う解答の形式が本試験に出てくる形式と全く同じだからである。これは何回も試験を受けた筆者の経験から間違いない。また、それぞれの問題への具体的なフレーズとフレームは別の投稿で紹介する。
ここで注意することは、BARRON’SのTOEFL iBTや他の参考書にある問題形式は似ているものの、多かれ少なかれ本物と違う。しかも、BARRON’Sはトピックが実際よりもかなり難しめである。よって、フレーズとフレームの準備のためにこれらの本を使うことはお薦めできない。他の参考書のスピーキング Sectionは表現を広げる練習のためだけに使うべきである。
試験当日ではフレーズとフレームをスピーキング Section前の10分間の休憩中に思い出し、スムーズに表現できるように練習しよう。つまり、問1から問6までの各問題の話と解答の流れをさっと思いだし、休憩時間いっぱいまで繰り返し練習する。
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