スピーキング問題6の対策方法~ 細かな内容よりも話し方が大事! ~

2015/12/08

1. 問題形式

問題 6は問題 4と同様に難しい。

まず、問題形式として学術的な教授の講義を2分ほど聞く。基本的に何らかの概念の説明とそれに関する2つの対比的な例/仮説/定義について話す。(例えば、動物の目や鼻などの感覚器官についての講義。目に頼る動物の行動に関して説明したあとに猫を例にあげる。そして、鼻に頼る動物の行動に関して説明した後に犬を例にあげる。)。会話に使われる英単語のレベルは問題 4に比べると平易である。その後に、30秒の準備時間が与えられて、60秒で解答する。passageの概念と教授が話した2つの事例について要約して解答する。

2. 対策方法

高得点のポイントは情報量よりも話し方である。リスニングの情報量に惑わされず、仔細を省く。要約自体は50点の出来でいいのでクリアにゆっくりと話すことである。言い換えれば、あれもこれも言おうと考えてはいけない。また、リスニング中に話される2つの事柄について必ずそれぞれの事例を述べることである。一つ目の事例に時間をかけすぎて、二つ目を話せなければ、大幅な減点になる。

3. 解答の流れ (フレーム)

I. 概念の説明 10秒

The professor explained a definition (concept, idea, case) of (main idea), with an example for each case. The (main idea) is ~.

Concept や理論にはthe をつける。

II. 一つ目の事例の説明 25秒

Firstly, he gave an example of ~.

III. 2つ目の事例の説明 25秒

Secondly, he gave an example of ~.

二つの事例の説明に時間を十分に使おう。2つ目の事例が時間切れになることは無いようにする。概念の正確な説明などは重要ではない。

4. 解答に使えるフレーズ

説明表現

Professor explained/ talked/ discussed about ~

He cited/used/gave an example for each case.

対比表現

On the other hands,

5. 実際の解答例

そのうち。