ブログで稼いだ収益を仮想通貨に長期投資している件② 運用方針
今回は筆者が実践している仮想通貨への5つの方針を説明する。
短期売買による投機的な収益を得るためではなく、長期的な価値の上昇による資産づくりを目指しているので、安定的に資産運用をする方針の説明になる。
投資コンセプトは他の投資商品と比べてリスクが高めの仮想通貨を、できるだけ安全に運用し、そして現実的で、持続できる投資にする。
方針1)投資元金は失っても良い資金
最悪、失っても良い資金=本ブログの毎月の収益を投資元金にしている。
毎月、数万円のブログの収入があるので、毎月新しく投資している。できるだけリスクを下げて運用を試みているが、それでも株や債権に比べるとリスクが大きい。そのため、失っても良い資金を使う。
方針2)複数の仮想通貨で分散投資
世界には 700 以上の仮想通貨が存在している中、投資先は3つの通貨に絞っている。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
通貨として広く流通していることを示す市場の時価総額が上位3つの通貨である。
投資比率は上から3:2:1にする。
ビットコインは他の仮想通貨に比べると信用が高く、長期的な需要と安定性は比較的に高めである。
イーサリアムはトヨタ、JPモルガン・チェース、マイクロソフト、IBM、BP、INGグループなどが活用に共同で取り組んでいる。(EEA)ビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨だが、それでも変動が大きくてリスクは高い。
リップルはGoogleなどが出資していて、決済時間や送金時間、セキュリティー等の欠点を補った通貨であり、ビットコインより利便性は高い。しかし、3ヶ月で価値が100倍の変動があるので、高リスク資産である。
方針3)レバレッジは2〜3倍程度
レバレッジとは資産の購入金額を投資元金で割った比率である。差額分は取引所から仮想的に借り入れている訳である。(レバレッジをかけて取引することを信用取引という。)
例えば、5万円の元金で、10万円分のビットコインを買うとレバレッジは2倍ということになる。レバレッジが大きいほど、通貨の価値が変動した時の損益が大きくなる。
ただ、その場合はビットコインの価値が半減すると全額失う訳であるので、変動が激しい仮想通貨はレバレッジをかなり低く設定するべきである。
FXであれば5〜10倍が適正であると言われている。そこで、仮想通貨のレバレッジは2〜3倍程度に抑える。
方針4)複数の取引所を利用する
海外と国内の取引所があるが、手続きが簡単な国内の取引所を利用する。大手3社で利用し、それぞれの特長を活用する。
bitFlyer
bitFlyerは月間取引量、ユーザー数、資本金などにおいて国内最大の取引所である。
Coincheck
10種類以上の仮想通貨取り扱う取引所が特長である。
Zaif
Zaifは現物取引(レバレッジを効かせずに自分の元本のみの取引)の手数料がマイナスであることが特長である。
方針5)中期から長期保有
しかし、短期保有で利益を出すのはその時々の様々な市場の要因が複雑に絡み合い玄人でも難しい。
一方、中期・長期保有になると、細かい要因は通貨の価値に影響せず、主要な要因のみになる。筆者は仮想通貨の中・長期的な価値増加を見込んでいるので、できるだけ長く保有したい。
今回の記事では仮想通貨に投資する理由と5つの投資方針について書いた。今後、実際の取引の様子や取引所の違いなど、より具体的な説明をしたい
See you next time!
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