スピーキング問題5の対策方法

2017/02/18

1. 問題形式

問題 5は問題 3~6の中で一番、簡単である。少しの対策で良い点がでるようになる。この問題は慣れれば高得点が取れる。問題 1,2,3,5で18点/20点を狙おう。

問題形式として男女の学生の会話を2~3分聞く。二人のうち一方(A)が学校関連の悩みを持っている(授業が朝早い、金曜に授業にでれない、寮がうるさくて集中できないなど)。もう一方の学生(B)が2つのアドバイスをする(アラームをセットすれば良い。前夜に早く寝るようにすれば良いなど)。Aはそれぞれのアドバイスに聞いて、長所/短所をコメントする。(アラームは周りの学生も起こす。前夜はレポートの作成で忙しいなど)。そののちに、30秒の準備時間が与えられて、60秒で解答する。学生の悩み、2つの提案の内容、解答者の意見を要約して解答する。

2. 対策方法

慣れれば簡単である。注意すべきは時間切れである。学生の悩み、2つの提案の内容、解答者の意見と4つに関して話す必要があるので、スムーズに解答する必要がある。時間切れになって解答者自身の意見を言えない状況になりやすい。2つの提案の内容について、会話に出てきた詳細は省くことが重要である。

問題 5の重要な戦略は準備時間(Preparation Time)ではメモを作らず、解答の練習をするを上手く使うことである。準備時間はIV. 解答者の意見の部分を練習する。I~IIIの部分は練習しなくても簡単に説明できるからだ。解答者の意見として、1つ目のアドバイスと2つ目のアドバイスの一方を選び、自分の理由を述べる。自分の理由は会話に出てきた理由以外なら何でもいい。また、もう一方のアドバイスの短所を指摘しても良い。

3. 解答の流れ (フレーム)

I. 悩み説明(10秒)

The fe/male students worries that ~ (10秒)

特定用語 (male, female, the person) 登場人物の多い説明を明確にする。

II. 1つ目のアドバイスと長所/短所(15秒)

Firstly, s/he suggests her/him to ~. The disadvantage of this idea is that ~. (15秒)

III. 2つ目のアドバイスと長所/短所(15秒)

3. Secondly, s/he suggests her/him to ~. The disadvantage of this idea is that ~. (15秒)

IV. 解答者の意見 (20秒)

My suggestion is that s/he should ~. (20秒)

4. 解答に使えるフレーズ

悩み problem/ be concerned about/ suffer from/worry about/distressed/ worry about

ex) The male student’s concern is that~

アドバイス  advised/suggest him to, recommend that~

First advice is that~. Second advice is that ~.

First, she suggests him to~. Second, she suggests him to ~.

5. 実際の解答例

そのうち。