インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の生徒に話を聞いてみた①〜学校生活編

   2017/04/26

サムネイルの写真はHPから引用。

ISAKの生徒に話を聞いてみた②〜学業編もあるので参考にしてほしい。

ISAKとIB ディプロマ・プログラムの口コミはまだ少ない

ISAKは2014年に開校し、IB Diploma Programme(国際バカロレア)を取得する全寮制校だが生徒や保護者からの口コミ情報が少ない。

また、近年は独特かつ高度な教育カリキュラムであり、国際的に認められる大学入学資格の「IBディプロマプログラム」(DP)が人気になりつつある。

しかし、日本語での口コミが少なく、実態が分かりづらいため、興味はあっても入学の判断をすることが難しい。

  • IBはそもそも良いプログラムなのか
  • 良い成績をどうやって取れるのか
  • 卒業後の進路は
  • ISAKはどんな学校なのか

ISAKやIBプログラムに関するそのような疑問を解消するため、東京で出会ったISAKの学生にインタービューした。メディアからの評判は高いが真相はどうなのか確かめる。

IBプログラムの理解自体はこちら①こちら②を参考にしてほしい。

インタビューを受けた生徒

Kamal Lawati君

生い立ち

出身地:オマーンの首都、マスカット生まれ。(一人当たり国内総生産は245万円)

ちなみに筆者も留学経験者だが、文化圏の全く違うところでの留学生活は簡単ではなく、いくつもの素養が求められる。

ISAKでの学年は11年生:2年間のIBプログラムの1年目。17歳。子供の頃、空手の組手で優勝したことがある。

父親は母国でマーケティングマネジャー。工具系のエンジニア出身で今はビジネスの学位を取ろうとしている。

母親はアラビア語の教授法の修士号を保持しており、アラビア語のトレーニングの投資効果を確かめる仕事についている。

2歳年下の妹がいる。

なぜISAKに入学したのか

→ ISAKに入学した経緯を教えてください

2014年に祖国のTakatuf Scholars (タカタフ奨学金)に応募した。その奨学金では予算内でできるだけ多くの学生を採用している。僕の採用枠は男子枠・私立の学校だった。そして、日本のIB学校、ISAKに入学することが自動的に決まった。

→ へぇ、どのような奨学金の選考だったのですか

まず、統一テストを応募者に受けてもらい、上位60人を選抜する。

それから、4週間ほどの夏期集中研究トレーニングを受ける。50時間の試験を経て、14人の奨学生が最終的に残った。

→ なぜ、そもそもその奨学金に応募したのですか

もともと奨学金の研究トレーニングに興味が純粋にあった。

入学時

→ 入学時の英語力を教えてください

SSAT 2013/2400 (注:単純比較はできないが英検準1級は余裕をもって合格できるはず。TOEFL 90点、IELTS 6.5くらい) TOEFLやIELTSは受けたことがない。

→ どうやって英語を勉強しましたか

幼稚園から私立の学校で英語を学んでいた。子供用の映画やTVを視たり、ハリーポッターのようなフィクション、Hardy Boysのようなミステリー、探偵物など本をたくさん読んだ。

→ いつ入学しましたか

ISAKに入学したのは2016年の8月から。IBプログラムなので2年間しかない。8月始まりで二期制の学校になる。

注)高校1年次に該当する10学年でIBプログラムに向けて準備するプレIB基礎をこなす生徒がほとんどである。(HPを参考

ISAKの特徴・特色

→ ISAKに入学しての印象はどうでしたか

入学時、とにかく周りの生徒が楽しそうに見えた。ISAKはコミュニティの繋がりを大事にしている。また、学校の行事の生徒に委ねられていて、彼らは自分の仕事に責任を持つことになる。

ISAKのFBから引用

→ ISAKの特徴はありますか

学校は学習内容を理解する能力を発展させるよりは、まず生徒の人間性・主体性を発展させることに集中している。生徒が成熟した視点から物事を見れるように成長できるか注視している。

だから、学校は生徒に学校行事に責任をもたせ、生徒活動を作らせて他の生徒に参加するように促している。

→ 他の生徒や先生と生徒はどのような感じですか

生徒は日本、カナダ、アメリカ、イラン、タジキスタン、ベトナムからと本当に多種多様だ。先生もインド人とか外国人の先生が多い。

先生と生徒の関係はどちらかというと友達に近い感じでとても親しみやすい。良いことだと思う。

一人の先生につき、6人の生徒を担当している。例えば、ハウス内で先生の住んでいる棟と生徒の住んでいる棟は繋がっているから、家に招いて一緒に食事をしたりする。

参考)在校生について

キャンパス・学校生活・課外活動について

→ キャンパスはどのような感じですか

いたる所が樹々があり、大きな自然に囲まれているという感じ。夏は葉っぱが茂りとても青々しい一方、冬は-11Cまで下がるので寒い。

ISAKのFBから引用

→ 運動場はありますか

サッカーをできる運動場がある。室内用ではバスケットボールコートやバレーボールコートにもなる体育館や体を鍛えられるジムもある。

参考)キャンパスや運動場などについて

→ 寮はどのような感じですか

男子用のハウスが5つ、女子用のハウスが5つある。そして、いくつかのハウスは先生用になっている。
それぞれのハウスにはCommon Roomという共有スペースがあり、社交的な場、ハウスの問題を解決する場として機能している。

参考)ISAKの寮について

→ 食事はどうしていますか

基本的な生徒の食事は校舎にあるカフェテリア(食堂)で1日3食ある。ベジタリアン、宗教的に食べれない物がある人、アレルギーの人などにも特別なメニューがあり、充実している。

近くの、コンビニやスーパーマーケットで食べ物を買うこともできる。寮にミニキッチンもある。

参考)カフェテリアについて

→ キャンパスの周辺には何がありますか

40分ほど歩いた所にローソンがある。

2日か3日に1回、学校はスーパーマーケットへのバスを走らせている。

週末はキャンパスと駅・ショッピングモールの間をバスが4週ほど運行している。

→ クラブ活動は盛んですか

サッカー、バスケットボールなど、色々なクラブがある。他の地元の高校と試合もある。

参考)課外活動について

→ 長期休みの日はどのように過ごしていますか

学校がハイキング、インドア登山、焼き菓子作りなどの活動を組み立ててくれる。

ダンスやソーシャルパーティーなども開かれている。もちろん、アルコールなどはなし。

また、校舎のメインの建物は通常9:30pmまでしか開いていないが、ソーシャルスペースを確保するまでに2:00amまで空いている。

→ ISAKの良い所は何ですか 

No study pressure. (学校からの勉強に関するプレッシャがない。)

勉強は生徒次第。

ただ、フレンドリで、コミュニケーションのある良い同級生が沢山いて、頭も賢い。

基本的には自由な方針。だから、自己管理能力が大切。

今後について

→ 卒業後はどうしたいか

まだ分からないが、バックパッカーとして世界を旅行して見たい。大学ではビジネスやエンジニアを専攻したい。

→ 将来の夢はあるのか

仕事に関していえば、小さな地元密着のショップを開いたり、自分の会社を持ってみたい。ただ、確固たるビジョンはまだない。また、昔していた空手を再開し、プロフェッショナルとして練習したい。

学校生活編は以上である。

空手の大会優勝、海外奨学金の獲得、ISAKでの勉強など、既に色々なことを17歳までに経験していて、驚かされた。

やっぱりグローバルに活躍する生徒は凄い。

また、筆者からみれば彼は色々なことに興味があり、どの将来の選択肢が良いか分からないことにもがきながらも、一歩一歩自分の足で前に進んでいる、5年後、10年後の将来が楽しみな好青年だった。

ISAKのIBディプロマコースの詳細についてISAKの生徒に話を聞いてみた②〜学業編を参考にしてほしい。

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