惑わされない!本当に役立つTOEFL対策のブログを紹介⭐️

2017/06/21

不思議なことに、検索結果の上位に出てくるブログの中には、あまり有益な情報でないサイトが多い。(本ブログもそうかw)

そこで、本記事ではTOEFL学習歴10年の筆者が本当に役に立つブログを厳選して紹介する。どのブログの筆者も一言で表すと信じられないほど素晴らしく、共通して以下の条件を満たしている。

  1. ネイティブレベルの英語力
  2. 英語の言語的な理解
  3. 英語教授法の理解
  4. 英語学習法の理解
  5. 長年に渡る豊富な指導経験

2006年に日本でTOEFL iBTが始まり、留学や国内大学受験でTOEFL iBTの要件が正式に課され、受験者が増えた。また近年、Wordpressなどのブログ作成支援ツールの普及に伴い、TOEFLのブログが増えた。そのため、どのブログが良いか分からない読者向けである。

「留学のための しけんや英語塾」公式ブログ

しけんや英語塾

先生たちに尊敬される先生、それが四軒家 忍先生。自己紹介には「TOEFLの出題内容と日本の英語教育を熟知」と書かれている。

意外にも、留学の経験がなく、大学の専攻が英語でない。しかし、それゆえに先生の意見は生徒から絶大な支持を得ている。

理由は不明だが『TOEFL 対策』、『TOEFL 学習』などのGoogle検索で上位に来てもおかしくないはずなのに、全く出てこない。この業界で知る人ぞ知る的な存在になっている。

ブログにも有益なTOEFLの情報がかなり載っているので、随時確認すると良い。また、TOEFL受験相談所など、色々なサービスを行なっており、とても良心的な価格である。

TOEFL iBTのWriting対策の本の評価も高く、TOEFL受験者の持っている率がかなり高い。

 

Web TOEFL 葛山のTOEFL® TEST ブログ

TOEFLを教えて15年目。TOEFLを熟知する葛山(かつらやま)がTOEFL iBT受験者に有益な情報を発信。

そのブログの自己紹介文章通り、かなりの頻度で有益な情報をブログで発信している葛山 隆一先生。TOEFL iBTテスト Webコース “Web TOEFL” を運営されている。

プロフィールには「Agos Japanでは、現在のTOEFLの試験形式であるiBT TOEFLのクラスをAgos内で一番最初に担当」と書かれている。先ほどの四軒家先生のブログでもウェブトフルをオススメしますと紹介されている。一方、葛山先生がTwitterで唯一フォローしているのが四軒家先生である。

ETSから公式に発表されない色々な生徒の個々の実体験などもこのブログに載っていることが本当の価値かもしれない。また、TOEFL申込サイトにログインできない場合 や本当にあったTOEFLの怖い話 ― スコア見直しで81→67の14点ダウンなど、実際に受験の際に参考にしたい細かい情報も提供されている。

ただ、四軒家先生のブログと同じく、なぜかTOEFL系の検索上位にそれほど上がらない。(笑)

ETS公認トレーナー直伝 TOEFL iBT®テスト対策、ここがポイント!

日本に現在たった5名しかいないTOEFL Propell Workshopトレーナーである五十峰 聖先生が連載するCIEEのテスト対策シリーズ。

TOEFL®テスト開発元のETS公認トレーナーという肩書きも凄いが、その実力とシリーズの内容も非常に充実している。

また、ETS公認トレーナーとしてだけでなく、APUの言語教育センター講師として、上述の葛山先生のWeb TOEFLのSpeaking担当講師として指導経験を持っている。

CIEE・・・TOEFL®テストを日本で唯一取扱い、公式情報を発信する「TOEFL®テスト日本事務局」を持つ。

ETS Authorized Propell Trainer・・・TOEFLに関する正しい知識や採点方式、教授法などを英語教員に指導するために、米国ニュージャージー州のETS本部で研修プログラムに招聘される。テスト開発の仕組み、問題開発者の意図などについて学ぶと同時に、スピーキングとライティングのグレーダーと同様のトレーニングを受け、合格後公認トレーナーとして任命される。

このシリーズの凄いところは、

  1. 受験者が共通して誤解していたり、分からないテスト開発や採点方式に関して、正しい知識を持って導いているところ。さらに単に官僚的で表面的な答えではなく、真正面から受験生の悩みに応えている。
  2. 2017年3月までで49回も連載していて、一回の中身が濃い。情報量が満載である。特に受験者が苦手で取り組み方が分からないSpeakingやWritingに関する連載が多い。
  3. 公開添削指導や模範解答を載せており、参考になる具体例が多い。

情報量が有りすぎて、読まない読者がいるかもしれないが、もったいないので是非読んでほしい。

その他の有益な情報サイト

Blog形式ではないが大変参考になるので、ぜひ見て欲しい。

ETS公認トレーナーと勉強しよう! TOEFL iBT®テストWeb準備講座

もうひとりのETS公認 TOEFL iBT® Propell Facilitatorである横川 綾子先生が連載していた講座。学習者が書いたエッセイを、添削・アドバイスする「ウェブ公開授業」である。横川先生についてはETS公認トレーナーのTOEFL iBT®テストセミナーに行ってきた!貴重な情報満載だった Vol.1Vol.2を参考にして欲しい。

“英語の鬼”村川久子が伝授するTOEFL対策

単に英語教授法の理論だけでなく、長年の指導からの超実践的な学習法を提案する”英語の鬼”村川久子先生が伝授するTOEFL対策

津島玲子先生のプロセスライティング講座

WritingのQuestion 2に関してお薦めである。

また、他にも非常に素晴らしい先生方は存在するが、残念ながらブログでの情報発信をされていないようである。

また、本記事では先生方のブログを紹介したが、私が知っている限りのみである。

TOEFL系のブログで気をつけたい点

下記の特徴を持つブログを参考にするのはあまりお勧めしない。

x 複数の著者が記事を書いているブログ =>SEOを上げるための営業的側面が強いブログ。

x 出版社から出てない自書を売っているブログ=>自分の本を売りたい。記事のタイトルに釣りが多い。

ブログの手法の1つに 「上位表示されているサイトを参考にリライト記事を書く」というものがあると聞く。

TOEFL系の主流検索結果のトップページにも、信念のないサイトが多くある。良いことを書いているようで、助言の質はやはり良くはない。