TOEFL iBT 100点を超えられない理由は? 弱点分析&克服戦略!

2014/11/29

TOEFL iBTで100点を超えられないという相談

色々な人から目標のTOEFL iBTの点数に届かないという個人相談を私はしばしば聞いた。

特に多い相談はTOEFL iBTの点数が75点~90点前後で、90点~100点を超えられないという相談だった。

その度に私は相談者の弱点分析をして、その克服戦略を提供してきた。

そしてこの辺りの点数の相談者はある程度共通した弱点を持っていることに私は気づいた。

今回はその経験を活かして、TOEFL iBTの点数が75点~90点前後の受験者に多い弱点を説明したい。

TOEFL iBTの点数が75点~90点前後であなたが伸び悩んでいるなら、この投稿は参考になるだろう。

 

TOEFL iBTの点数が75点~90点前後の受験者に多い弱点

Speaking

スピーキングに関する相談が一番多い。

がスピーキングの採点基準であり、重要なTOEFL iBTのスピーキング採点基準で詳細に説明した。

そして、基本的にスピーキング学習は自分の回答を録音して何度も復習で充分である。

しかし、それでもスピーキング問題が苦手な受験者に苦手箇所を分析し、助言する。

問1,2が上手くできない! 話の展開に詰まり、しどろもどろになる。

  • 原因-> 話を作る技術を磨いていない。
  • 必要な要素 -> 首尾一貫した説得力のある仮想の話を即興で作れる能力
  • 解決法 -> 185題のトピックを使って、話を作る練習をする。

普段、発音やイントネーションはよく、文法も理解していて流暢に話せる受験者でもSpeaking問題になると上手に話せない場合は多い。

実は著者もこれが原因がSpeakingの点数が伸びなかったために悩んだ。

しかし、2012年の修士学生の時に、イスラエルから来た私のユダヤの友人にTOEFLのSpeakingを実演してもらった時に、私は解決の糸口を見つけた。彼の普段の英語力は私とさほど変わらなかったが、Speakingの点数は28点でとても流暢に回答していた。

まず、彼は15秒の準備時間に全く考えることなく、既に回答練習をしていた。

次に、解答時間中、彼は淀みなく流暢に話した。

彼は即興で説得力のある話を作るのが上手だった。普段から理論や数学には強くなかったが、口八丁だった。

彼は正真正銘のユダヤ人でポーカーなどのギャンブルや資産運用に強く、強心臓だった。

私は気付いた。

  • 原因-> 話を作る技術を磨いていない。

Speakingで高得点を取れなかった要因は英語力ではなく、話を作る技術を欠けていることである。

  • 必要な要素 -> 首尾一貫した説得力のある仮想の話を即興で作れる能力

実は、仮想の話を作る能力を磨くのはそれほど難しくない。

普段、私たちの頭は固く柔軟性が無いが、練習をすれば自然に頭は柔らかくなる。

頭が柔軟に働けば首尾一貫した嘘話を次々に作れるようになる。

以下は練習の特徴である。

– 1つの話題で5分間の話を作れるように練習する。

– 簡単なこと、具体的で馴染みのあるお題から練習する。

– 始めのうちは分かりやすい英語を話せなくても、物語の発展性があれば良しとする。

– 日本語から初めても良い。

例題) 

先週一週間は何をした

来週一週間は何をする?

もし、自由に一週間使えるなら何をしたいか?

街のために一週間何か活動するなら何をしたいか?

街の環境問題に一週間取り組むなら何をしたいか?